新型になったCX-3は、車体デザインや内装などのマイナーチェンジが行われました。
その時に、タイヤも新開発して登場しているんです。
そこで、新しくなったCX-3 に装着のタイヤサイズやタイヤのスペックを詳しくご紹介したいと思います。
また、新型CX-3のタイヤにどのような変更が加えられたかお伝えします。
新型CX-3のタイヤサイズ
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/grade/
旧モデルまで、タイヤサイズは、「215/60R16 95V」が標準装備でした。
しかし、マイナーチェンジ後は、全モデル「215/50R18 92V」が標準装備されています。
最近のSUVでも純正で低扁平タイヤを履くようになり、横から見たスタイルがせいかんになり、コンパクトSUVとは思えない迫力があります。
開発の目的
今回のタイヤの開発は、新型CX-3の乗り心地を向上するために行われています。
その意味でも、今までのオプション装備の18インチタイヤとは、別物となっています。
数年前までは、扁平率50の18インチタイヤに215サイズのタイヤはほとんど見かけませんでしたが、SUVブームも手伝って、各メーカーから、このサイズのタイヤが多く販売されています。
タイヤサイズの見方
タイヤサイズは、タイヤサイド部に数字が羅列されています。
タイヤサイズには多くの数字が羅列されており、詳しい人でないと意味が分かりませんよね。
そこで、タイヤサイズの見方をご説明します。
CX-3のタイヤ
CX-3に純正装着されているタイヤは、215/50 R18 92Vです。
この数字が、タイヤサイドに印字されています。
タイヤサイズの文字列を分解すると分かりやすくなります。
タイヤ幅215 | 215mm |
扁平率50 | 50% (タイヤ高さ÷タイヤ幅×100) |
R | ラジアル記号(タイヤの構造) |
18 | リム径(タイヤの内径) |
92 | ロードインデックス(既定の条件でタイヤ1本で支えられる最大負荷能力 |
V | スピードレンジ Vは240Km/hまで |
上記の表のように、タイヤサイズからタイヤについての情報を得ることができます。
CX-3のタイヤスペック
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3には、旧モデルからトーヨータイヤの「PROXES R40A」が装着されていました。
今回のマイナーチェンジで、タイヤを新開発し、同じトーヨータイヤの「PROXES R52」を新車装着しています。
PROXES R52の特徴
タイヤのたわみによる縦バネ特性をソフト方向に見直しするため、タイヤのサイドウォール剛性を5%低減し、接地形状をフラットにする改良が行われました。
これにより、理想的な操縦安定性と乗り心地を実現しています。
CX-3のタイヤサイズ変更してインチアップする方法
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3に18インチが標準装備され、せいかんさが増しました。
しかし、もっとインチアップして、19インチや20インチを新型CX-3に装着したい場合は、注意が必要です。
インチアップの注意点
インチアップは、適正な方法で行わなければ、車のスピードメーターが狂うだけでなく、乗り心地や操縦安定性にも影響が出ます。
インチアップの際、気を付けることは、純正装着のタイヤ外径と同じサイズになるよう選ぶことと、タイヤやホイールがフェンダーからはみ出ないよう気を付けることです。
また、タイヤのロードインデックスは、純正同等かそれ以上のパフォーマンスのタイヤでなければ、タイヤが車の負荷に負けてバーストする危険があるので注意してください。
新型CX-3のインチアップ例
タイヤサイズが215/50R 18なので、19インチにする場合は235/40R19や215/45R19あたりが、外径がほとんど変わらないサイズとなります。
20インチなら235/35R20あたりが外径がほとんど同じなので、スピードメーターに影響ありません。
サイトによっては、はめ込み画像でイメージを掴むことができるので、確認してもいいのではないでしょうか。
タイヤホイールマッチングサイト:
<参考URL:https://www.fujicorporation.com/shop/fitting/fitting.aspx>
タイヤで燃費も変わる
タイヤはどんなタイヤでも一緒ではありません。
タイヤは、雨の日の走行性能やドライ路面の性能を追求した製品、ロードノイズを抑えた静粛性を追求した製品、そして転がり抵抗とウエット性能を一定の基準を満たした低燃費タイヤに分かれます。
低燃費タイヤは、普通のタイヤより性能が良いので価格は高めですが、燃料費のランニングコストを考えれば決して高い買い物ではありません。
CX-3のタイヤを交換する時には、検討するタイヤの一つに加えてみてはいかがでしょう。
空気圧のチェックを忘れずに
タイヤショップなどで、タイヤを交換したら、そのままで走り続けるのではなく、タイヤの空気圧のチェックもドライバーの役目になります。
CX-3は、よくできた車なので、多少空気圧にばらつきが出ていても、運転しにくいといった状況にはなりません。
しかし、空気圧が減ってくると通常走行で燃費が悪化し、せっかく良いタイヤを新車装着していても、乗り心地にも悪影響が出ます。
また、高速道路を空気圧が低い状態で走り続けると、バーストの危険もあります。
1か月に1度くらい、ガソリンスタンドで給油する際に空気圧の点検をし、CX-3で快適なドライブを楽しみましょう。
新型CX-3のタイヤサイズまとめ
新型CX-3に装着されているタイヤサイズは、全グレード18インチとなりました。
見た目も、かなり格好よくなりました。
しかも、ただインチアップさせただけでなく、タイヤを新開発し、乗り心地や静粛性をアップしています。
今回のマイナーチェンジでは、外観や内装だけではなく、タイヤもかなり良くなっています。