できるだけ無駄な出費を抑えたい!という人には、ネットで購入し自分で交換することをオススメします。
とはいえ、そもそもどのバッテリーを買うべきなのか、どうやって交換するのかわからないという人がほとんどのはず。
そこで本記事では、ハイゼットデッキバンに対応したバッテリー一覧と、初心者でも簡単にできる交換方法を解説します。
ダイハツ・ハイゼットデッキバンのバッテリー交換の準備
ハイゼットデッキバンのバッテリー交換をするために、まず
①車両型式と年式の確認、②バッテリー型番の確認
を行いましょう。
①:車両型式と年式の確認
車両型式と年式は、車検証で確認できます。
車検証で車両型式と年式を確認します。
②: バッテリー型番を確認
ハイゼットデッキバンの適合バッテリー型番は下記の表を確認してください。
バッテリー型番 | ||
3BD-S700W | 2021/12~ | M-42 |
3BD-S710W | 2021/12~ | |
3BD-S321W | 2020/8~2021/12 | |
3BD-S331W | 2020/8~2021/12 | |
EBD-S321W | 2017/11~2020/8 | |
EBD-S331W | 2017/11~2020/8 | |
EBD-S321W | 2015/4~2017/11 | 26B17L※MT |
EBD-S321W | 2015/4~2017/11 | 44B20L※AT |
EBD-S331W | 2015/4~2017/11 | 26B17L※MT |
EBD-S331W | 2015/4~2017/11 | 44B20L※AT |
EBD-S321W | 2007/12~2015/4 | 26B17L |
EBD-S331W | 2007/12~2015/4 | |
LE-S320W | 2004/12~2007/12 | |
EF-SE | 2004/12~2007/12 | |
LE-S330W | 2004/12~2007/12 |
愛車の型式・年式にあったバッテリー型番を確認してくださいね。
バッテリーは数字と英字の組み合わせで、性能やサイズが表されています。
標準車の確認方法
① 性能ランク:数字が高くなるほど始動性能や容量が高性能
②短側面のサイズ:A~Hで表される
③長側面のサイズ:そのまま数字(cm)で表している
④端子の位置:プラス端子の位置が左なら「L」、右なら「R」
適合バッテリー型番が「60B19L」なら下3ケタ「B19L」が同じであれば、60部分が異なっていても使用可能です。
つまり「80B24L」や「100B24L」でも問題ありません。
アイドリングストップ車の確認方法
① サイズ:バッテリーの短・長側面サイズ(画像参照)
②性能ランク:数字が高くなるほど始動性能や容量が高性能になる
③端子の位置:プラス端子の位置が左なら「L」、右なら「R」(画像参照)
適合バッテリー型番が「M-60R」なら「M」と「R」が同じであれば、60部分が異なっていても使用可能です。
つまり「M-80R」や「M-100R」でも問題ありません。
アイドリングストップ車は、アイドリングストップ車対応バッテリーが必要なので注意が必要です。
また、従来のエンジン始動用バッテリーと区別するため新たな型式表示が規定されています。
ハイゼットデッキバンのおすすめバッテリー
ハイゼットデッキバンにおすすめのバッテリーを紹介します。
- ボッシュ
- GS YUASA
- アトラス
- Panasonic
上記の大手メーカーのバッテリーを選べば問題はないですよ。
格安メーカーのバッテリーだと品質に問題があったり、アフター対応が期待できないためおすすめできません。
M-42のおすすめバッテリー
26B17Lのおすすめバッテリー
44B20Lのおすすめバッテリー
ハイゼットデッキバンのバッテリー交換方法
バッテリー交換方法:約5分程度で確認できます。
バッテリー交換は正しい手順の通りに行えば初心者でも簡単にできます。
はじめての方でも10分程度でできちゃいますよ。
必要工具
バッテリー交換で必要な工具は、「10mm or 12mmのスパナ」があればOK。
専門的な工具は必要ありません。
手順1:古いバッテリーをはずす
マイナス(黒)ケーブルから外します。
※ショートする恐れがあるので必ずマイナス(黒)から先に外します。
プラス(赤)ケーブルを外します。
※金具やスパナがプラス端子とマイナス端子に同時に触れると爆発の恐れがあり危険なので注意!
古いバッテリーを落とさないように注意して外します。
手順2:新しいバッテリーを取り付ける
端子の向きに注意して固定します。
取り付けの逆の手順で、まずはプラス(赤)ケーブルを取り付けます。
※取り付け時は必ずプラスから。ショートする恐れがあります。
次にマイナス(黒)を取り付ければバッテリー交換完了です。
仕事車が急にセルの元気なくなった🥲
動かなくなりそうだったので慌ててバッテリー交換😅
だいぶバッテリー液減ってる‼︎😳
あぶね〜😅 pic.twitter.com/oKuv7zhWHS— やいちん😁GP隊 やいちんドム😁 (@yaitin_) October 3, 2023
カー用品店やガソリンスタンドで交換する際の注意点
基本的に初心者は、バッテリー交換などの愛車のメンテナンスはすべてカー用品店やガソリンスタンドでおまかせする人がほとんどだと思います。
ただ、カー用品店やガソリンスタンドで交換するとかなり高く請求される可能性!
実は工賃代としては、500円程度〜でめちゃめちゃ安いのですが…
工賃が安い代わりにバッテリー本体価格はなんと2倍以上する場合があります。
例:M42
- Amazon → 約5,800円
- カー用品店 → 約11,000円(バッテリー本体+取付費用+廃棄)
金額の差は、なんと2倍!
ここまで交換方法を紹介したように、バッテリー交換に関しては初心者でも簡単にできちゃいます。
金額が倍くらい違うのでもったいないと思う人はぜひ挑戦してみましょう。
バッテリー交換のよくある質問
バッテリー交換のよくある質問について回答します。
メモリーバックアップをした方がいいの?
メモリーバックアップはしたほうが良いです。
バッテリーを外すと車のメモリー(時計・オーディオ・ナビゲーションの設定・コンピューター等)がリセットされる場合があります。
メモリーバックアップを使用する事で、車両に一時的にバッテリーの代わりとして電源を供給し車のメモリー保護を行います。
価格も1,500円程度で、一度購入したらその後も使えるので持っておくといいですよ。
不要なバッテリーはどうやって廃棄するの?
不要なバッテリーは、ガソリンスタンドやホームセンター、カー用品店(オートバックスやイエローハット)など、バッテリーを販売しているところなら引き取ってくれます。
費用は無料の業者が多いですが有料の可能性もあります。
もし行きつけのガソリンスタンドがあれば「バッテリー処分してもらえますか?」と聞いてみてOKです。
アイドリングストップ車のバッテリー交換頻度はどのくらい?
アイドリングストップが搭載されている車種は、アイドリングストップ車専用のバッテリー交換が必要。
アイドリングストップ車に通常車用バッテリーを搭載した場合、アイドリングストップシステムが正常に作動しなくなったり、燃費性能の悪化やバッテリーの短寿命にもつながる場合があります。
ちなみにアイドリングストップ車のバッテリー交換目安は約3年、エンジン停止・始動が頻繁に繰り返されるからバッテリーに負担がかかりやすいため通常のバッテリーより短いです。
バッテリーの型番も違うので要確認してくださいね。
ダイハツ・ハイゼットデッキバンのバッテリー交換のまとめ
ここまで、ハイゼットデッキバンの適合バッテリーとバッテリーの詳しい交換方法について解説しました。
しっかりと正しい手順で行えば、素人でも簡単に交換できます!
知らないと、損してた!っていう人も多いはず。。
自分で交換することを検討している方は、この記事を参考にしてみてください。
安心・安全で、豊かな楽しいカーライフを送りましょう!
※車種・型式・年式によって、適合バッテリーは異なります。また、特殊仕様車やマイナーチェンジ及びオプション設定によって、適合バッテリーが異なる可能性があります。実際に使用済みのバッテリーの型番を確認して購入することをお勧めします。
バッテリー交換以外の愛車のメンテナンス…といえばタイヤ・ホイール交換!
ハイゼットデッキバンのおすすめタイヤ・ホイールを詳しく紹介しています。
ぜひこちらの記事も参考にしてみてください!