RAV4新型のハイブリッド燃費は?とガソリン車を徹底比較!

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新型RAV4ハイブリッドの燃費

新型RAV4に、搭載されているパワーユニットには、ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの2種類が用意されています。

購入するなら、燃費のいいハイブリッドと考える方も多いですよね。

本当にハイブリッドは、燃費が良くておすすめなんでしょうか。

そこで、新型RAV4のハイブリッド燃費について調べました。

また、それぞれのエンジンには、使い方によって良い点や悪い点が出てきます。

そこで、新型RAV4に搭載されたパワーユニットがどのようなスペックを持ち、どういった使い方に向いているのか詳しく解説します。

目次

新型RAV4のエンジン

引用:https://toyota.jp/rav4/performance/?padid=from_rav4_navi_performance

新型RAV4には、2.0L DYNAMIC FORCE ENGINE(ダイナミックフォースエンジン)と、2.5L DYNAMIC FORCE ENGINE A25A-FXS × HYBRID SYSTEMの2種類のエンジンが用意されています。

ガソリンエンジン、ハイブリッドエンジンともに優れた動力性能と、低燃費性能を持ったエンジンです。

その特徴は、どちらも旧型からかなり進化した直噴エンジンを搭載しており、ワンランク上のパワーを感じさせます。

ハイブリッドエンジンの特徴

ハイブリッドエンジンといえば、燃費の良いパワーユニットと思われがちですが、新型RAV4に搭載されたハイブリッドエンジンは、動力性能を重視したパワーユニットとなっています。

搭載されているエンジンは、2,5Lガソリンエンジンとハイブリッドの組み合わせで、カムリと同じ「A25A-FXS型」ですが、3Lエンジンに匹敵する動力性能を持っています。

アクセルペダルの反応が良く、アクセルを踏み込んだ瞬間に力強く加速し、モーターが素早く反応するセッティングで素早く高出力が得られます。

また、4WDには後輪にもモーターが取り付けられており、エンジン+2モーターの組み合わせで、リアにモーターを搭載するために駆動バランスを考え、排気量が2.5Lとなっています。

ガソリンエンジンの特徴

新型RAV4のガソリンエンジンは、2,0Lですが直噴エンジンを搭載することで、感覚的には2.2Lガソリンエンジン並みのパワーを発揮します。

1,600rpm辺りから2,000rpmあたりの低回転域でも、余裕のあるパワーが感じられ、エンジンを回して最大トルク付近の4,500rpmを超えると力強い加速が得られます。

しかし、車重が1.6トンあるので、若干のパワー不足を感じさせる場面もありますが、車の大きさを考えれば申し分ないパワーといえます。

パワーのあるエンジンは

引用:https://toyota.jp/rav4/design/?padid=from_rav4_navi_design

ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンを比べれると、パワーがあるのはもちろんハイブリッドエンジンになります。

搭載されているガソリンエンジンだけをとっても、ハイブリッドではガソリンエンジンより500ccも大きなエンジンを積んでいますし、そこにモーターのパワーが加わるので、当然ハイブリッドにはパワーでは勝てません。

馬力比較

ガソリンエンジンと、ハイブリッドエンジンで馬力を比べれば、当然ハイブリッドのほうが馬力は高くなります。

搭載されているパワーユニットの馬力は以下の通りです。

2.0L DYNAMIC FORCE ENGINE

最高出力(ネット):126kW(171PS)/6,600r.p.m

2.5L DYNAMIC FORCE ENGINE A25A-FXS × HYBRID SYSTEM

システム最高出力[E-Four]:163kW(222PS)[2WD]:160kW(218PS)

 

このように、ハイブリッドのほうが200PSをこえるパワーを誇り、ガソリンエンジンより圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

トルク比較

エンジンのトルクは、わかりやすく言うと加速性能の良し悪しを見る一つの指標となります。

両方のガソリンエンジンのトルクを比較してみます。

2.0L

207N・m(21.1kgf・m)/4,800

2,5L

221N・m(22.5kgf・m)/3,600〜5,200

 

この2つを比較してみるとそれほど変わりませんが、ハイブリッドには、ここにモーターによる発進時の力強いトルクが加わります。

ハイブリッドのほうがトルクフルで、力強い加速性能があります。

新型RAV4の燃費性能の違い

引用:https://toyota.jp/rav4/design/?padid=from_rav4_navi_design

ガソリンエンジンは、どちらも直噴エンジン搭載で高い熱効率を実現しています。

そのため、燃費もパワーも両立できるエンジンとなっています。

新型RAV4のカタログデータでは、より実燃費に近い値を示す、WLTCモードでの燃費データーが表示されています。

燃費性能は、もちろんハイブリッドのほうが優れています。

具体的に、街乗りや高速でどの程度違うのか比較してみます。

街乗り比較

街乗りの燃費データは、信号機などの多い道路を想定した市街地モードと、比較的すいている郊外の道路を想定した郊外モードの燃費データが表示されています。

ガソリン ハイブリッド
市街地モード 11.5~11.9km/l 18.1~19.4km/l
郊外モード 15.3~16.1km/l 22.4~23.4km/l

比較結果

このように、市街地・郊外の両モードで比較すると、ガソリン車とハイブリッド車では燃費にかなりの開きがあります。

市街地モードでは、約7km/lもハイブリッドの方が燃費がいいデータが出ています。

郊外モードの場合でもやはりハイブリッドの燃費の方が約7㎞/lもよくなっています。

高速道路比較

高速道路での燃費を比較すると、ガソリンエンジンは、17.4~18.1km/l、ハイブリッドが20.7~21.1km/lとなっています。

ハイブリッドの燃費の方が約3㎞/lいいというデータが出ています。

燃費の差は、市街地や郊外よりは、燃費に開きが小さくなっています。

これは、モーターの特性と関係があり、高速域ではモーターよりガソリンエンジンのほうが効率が良く燃費が稼げるので、ハイブリッドでも高速走行は、ガソリンエンジンのみの駆動となるからです。

そして、燃費の差は500ccの排気量の違いによるエンジンパワーの余裕からくる燃費性能の違いで、ハイブリッドのほうが少し燃費が良い結果となっています。

実用性のあるエンジンは

引用:https://toyota.jp/rav4/design/?padid=from_rav4_navi_design

新型RAV4の2種類のパワーユニットは、それぞれ特徴がありますが、車をトータルで見た時にそれぞれのエンジン特性がうまく引き出されるようセッティングがされています。

ガソリンエンジン

車重が軽く171psのエンジンでも非力さを感じさせることなく走行可能です。

ハイブリッド

ガソリンエンジンより重いハイブリッドでは、システム総出力を高めて走行性能を上げています。

実用性があるのは、どちらも市販車として問題ないレベルで気持ちよく走行できますが、載せているパワーユニットにより、車のセッティングが異なるので走りが変わってきます。

街乗り向きのエンジン

街乗りでは、おもに40km/h前後の低速で走行することが多くなります。

買い物に使ったり、通勤に使うなどの日常で使うには、ハイブリッドエンジンのほうが燃費や実用性を考えるとおすすめとなります。

ガソリンエンジンも、十分実用性はありますが、低速域の燃費性能で劣る点を考えると、毎日の通勤での使用はコスト的にかなり負担が多くなります。

ロングドライブ向きのエンジン

休日にドライブに使用し、オフロード走行を楽しみたい場合も、どちらのパワーユニットも申し分ない走行性能を発揮します。

しかし、タイヤサイズがガソリンエンジンのほうがベースグレードのGを除き1インチ大きくグリップ性能も高く、そして車重も約60kg軽くなるので、運動性能はガソリンエンジンのほうが上となります。

このことから、ロングドライブを気持ちよく走りたいのなら、ガソリンエンジンのほうが楽しく走行可能です。

しかも、ロングドライブすればするほど、ハイブリッドエンジンとの燃費性能の差は少なく、コストを差し引いても楽しく走ることができるガソリンエンジンは、ロングドライブにおすすめなパワーユニットです。

新型RAV4ハイブリッド燃費のまとめ

燃費や実用性と機能を求めるなら、新型RAV4のハイブリッドエンジンがおすすめです。

燃費性能は、やはりハイブリッドはガソリンよりも約3~7km/lも優れています。

街乗り中心なら、ハイブリッドがおすすめです。

しかし、ドライブをよくする方は、爽快にRAV4を走らせたいと思うときがあるのではないでしょうか。

その場合は、ガソリンエンジンがおすすめとなります。

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