ヴェゼルは、旧型ヴェゼルのときから、内装が高級感があると定評がありました。
特に、スポーツモデルのRSは、そのイメージが強いです。
そして、新型ヴェゼルが発売されていますが、内装面は、どのように変わったのでしょうか。
新型になれば、以前よりもよくなっているはずですし、気になるところですよね。
今回は、新型ヴェゼルの内装はどのように変わったのかについてまとめました。
そして、「新型ヴェゼルの内装でこだわられたポイントはどこなのか」を詳しくご紹介していきます。
新型ベゼルの内装がコンパクトSUVの枠を超えた
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/design/
新型ヴェゼルの内装は、ドアを開けた瞬間からコンパクトSUVとは思えない高級感を感じることができます。
グレードによりますが、ウルトラスエードと呼ばれる人工皮革が使用されており、その手触り感が最高です。
このウルトラスエードは、東レが開発した人工皮革で、実は高級外車に使用されているアルカンターラと深い関係があります。
アルカンターラは、東レの子会社アルカンターラ社が生産する人工皮革で、どちらも超極細繊維生産技術をベースにしています。
アルカンターラは、メルセデスベンツ、ランボルギーニ、マセラッティー、ポルシェなどの世界の高級車に使用されており、新型ヴェゼルには、これらの高級外車と肩を並べるウルトラスエードが使用されていることとなります。
このクラスでは、最高の優越感を与えてくれます。
グレードごとの内装
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/other/
高級感を醸し出す内装を装備した新型ヴェゼルですが、グレードにより内装が異なります。
専用品を内装に用意しているグレードや、高級な装備をオプションでも装備できないグレードなどがあり、選ぶグレードでかなり差が付きます。
そこで、グレードごとの内装の特徴を見ていきます。
RS
RS グレードは、スポーティーさを強調した内装が特徴です。
このグレードには、HYBRIDとガソリンの2タイプが用意されていますが、どちらにも共通します。
シート
ウルトラスエードをあしらったシートと内装は、車格を超えた高級感があり新型ヴェゼルのこだわりを感じさせます。
ステアリングホイール
スムースレザーが使用されています。
ベゼルの本革巻ステアリングが他のグレードにも用意されていますが、このスムースレザーは滑らかでソフトな手触りです。
スムースレザーで高級感を出すだけでなく、ステアリングを握った時に自然なフィット感で運転がしやすくなる特徴があります。
TOURING
TOURINGは、今回から登場したターボ付きモデルで、全グレードの中でも最上級の装備となっています。
内装で一番の特徴は、TOURING専用コンビシートとなっている点です。
もちろん、オプションで本革シートを選ぶことができますが、TOURING専用のダークグレーのウルトラスエードと、ブラウンのコンビシートは、スポーティーさと高級感を高め、特別な車に乗っている気分にさせてくれます。
パワーウィンドウ
パワーウィンドウスイッチが、全席ワンタッチとなります。
X
このグレードから、自動防眩ミラーやバニティーミラー付きサンバイザーに照明が取り付けられるほか、本革巻きステアリングホイールも標準装備となります。
コンビシート
パッションブラックのコンビシートをオプションで選ぶことができます。
4WD
運転席&助手席にシートヒーターが標準で装備され、冬のドライブも快適にしてくれます。
Z
Zのグレードは、ハイブリッドモデルのみに設定されたグレードです。
RSよりラグジュアリー感を出したグレードとなっています。
内装には、コンビシートと専用インテリアが標準装備で、ジャズブラウンとパッションブラックから選ぶことができます。
パワーウィンドウ
TOURING同様にパワーウィンドウスイッチが、全席ワンタッチとなります。
新型ヴェゼルの内装でこだわりポイント
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/equipment/other/
新型ヴェゼルが内装でこだわっているポイントは、クラスを超えた高級感で、ドライバーが運転しやすいように設計されたデザインや、座り心地や質感は、コンパクトSUVとは思えない上質さを出しています。
シートには、グレード専用のシートを用意している他、一部グレードしか選べない本革シートなどこだわりを持っています。
そして、ドライバーズシートに座れば、寛げるといった空間作りもヴェゼルのこだわったポイントとなります。
シートのこだわり
新型ヴェゼルには、RS専用のウルトラスエードのシートのほかにも、HYBRID ZとTOURINGでは、本革シートをオプションで選ぶことができます。
用意されている本革シートのカラーは、ブラックとブラウンです。
ただし、ブラウンを選べるのは、HYBRID Zのみで、内装にこだわりたいのであれば、Zがおすすめとなります。
HYBRID、HYBRID X、G以外は、高級感溢れるコンビシートがそれぞれのグレードに合わせて用意されており、シートのデザインやカラーにこだわっていることがわかります。
ドラーバーのためのデザイン
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/equipment/other/
SUVなので、スポーティーさを出す演出には余念がなく、ドラーバーがシートに座れば運転が楽しくなるような装備となっています。
その中で、ステンレス製スポーツペダルは、RSとTOURINGに標準装備され、スポーツ心をくすぐられます。
以前はこのようなペダルは、社外品を取り付けるしか方法がなかったので、ドライバーのためにこだわったポイントとなります。
そして、ガソリンモデルのRSとTOURINGには、シフトレバーに本革用意されており、高級スポーツカーを彷彿とさせます。
ドライバーが楽しくなる装備は、上級モデルのみの設定になりますが、コンパクトSUVでこれらのパーツが用意されているのは、ホンダのこだわりを感じさせられます。
新型ヴェゼル内装こだわりポイントまとめ
新型ヴェゼルの内装へのこだわりは、クラスを超えた高級感となります。
シートのウルトラスエードは、高級外車とほとんど同じ素材というのも凄いことですが、通常のコンビシートでも十分高級感が味わえます。
上質なデザインの中で、上質なステアリングとシフトレバー、そしてスポーツペダルを踏みこみ街に繰り出せば、ワンランク上の快適さを味わうことができるのが新型ヴェゼルです。