最近は道幅の狭い、都内でも見かけることもある、人気のミドルSUV。
今までは、SUVといえば、アウトドアが好きな方が、オフロードや山道で乗るイメージが強かったですよね。
最近では、どんどんオシャレに変身していることで、女性ドライバーやファミリーカーとしての需要も。
そこまでゴツゴツしているのは苦手だけれど、少しタフさを求める方にはぴったりなのです。
中でも人気があるのが、マツダのCX-5と、ホンダのCR-V。
SUVの中でも、根強いファンがいることで知られているCX-5は、大人のミドルSUVといった感じです。
それに対しCR-Vは、2018年8月に新型が発売開始されました。
この人気車種の特徴を徹底比較していきます。
エクステリア比較
CX-5のエクステリアとは?
引用:http://www.mazda.co.jp
cx-5のエクステリアは、SUVに見えない、品の良さが魅力です。
マツダがこだわっているデザイン性は、そのクオリティの高さからも伺えます。
「匠塗 TAKUMINURI」と名付けられたカラーは、金属の良さを最大限に活かした、オリジナリティーあふれるもの。
バランスの良い光沢さが、華やか過ぎずに品よく光ります。
新型CR-Vのエクステリアは?
引用:https://www.honda.co.jp
CX-5に比べると、少し大き目で、がっしりしたボディに見える新型CR-V。
全体的に長めの印象を受ける新型CR-Vですが、18インチアルミホールのタイヤで、よりガッシリ見えます。
CX-5が大人の上品さを持っているエクステリアに対し、「もう少しSUV感を楽しみたい「」という方におすすめです。
もちろん、シティ乗りでも高級SUVとして、目を引くこと間違いなし。
カラーは全部で、6色になります。
インテリア比較
CX-5は、大人の上質空間を演出
引用:http://www.mazda.co.jp
インテリアは質はもちろん、人間工学に基づき作られたシートが、体に優しく機能的です。
長時間のドライビングを、気軽に挑戦したくなる、そんな構造のシートで定評があります。
体を包み込む様に計算されつくしたシートや、水平を基調としたコンソールパネルは、まさに高級感たっぷりですね。
新型CR-Vは、コックピット感があるインパネ
引用:https://www.honda.co.jp
新型CR-Vは、CX-5よりも、アクティブな印象があるインテリアが特徴です。
シンプルで余計なものを取り払ったCX-5に対し、車としての機能がよりわかりやすい、インパネ回りが人気だとか。
また、ナビゲーションも、現代の流行をいくデザインで、コックピットの様な雰囲気を楽しむことができます。
走行性比較
CX-5は、「i-ACTIV AWD」でシーンを選ばない走行を実現
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CX-5のi-ACTIV AWDは、最新の4WDシステムです。
人間では気が付かないレベルの、スリップなどを察知することができます。
雨の中の運転やアイスバーンなどの、走行しにくい状態の時に重宝します。
SUVを選ぶ方は、アウトドア用途も多く、足元の悪い場所を走行する人もいることでしょう。
そんな時にも、2WDと4WDをスイッチで切り替える必要がないので、運転に集中することができます。
CR-Vは、走行性の高さと乗りやすさの両立
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CR-Vは4WDシステム〈リアルタイムAWD〉を搭載していることにより、悪路でも安定した走行性をキープしてくれます。
急な坂でも、スイスイと登っていくパワフルさも持っているのが魅力。
また、デュアルピニオンEPSなどの効果から、ハンドルがドライバーの運転思考と見事にリンクします。
まさに、ドライバーが思い通りの操作をすることが可能なのです。
居住性比較
CX-5は、夏場でも快適な居住性が魅力
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CX-5に乗る人のことを考えたシートは、長時間のドライビングの疲労を感じさせません。
体をすっぽりと包み込むような構造の車内は、とにかく上質で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
フロントシートには、ベンチレーション機能が採用されており、夏場のシートの熱を逃がしてくれるのが魅力的。
また、フロントガラス・フロントドアガラスには、IRカットという特殊ガラスを使っています。
このことにより、日差しを避けてくれるので、暑い日でも快適に過ごすことができます。
後部座席のシートも、リアシート 4:2:4分割可倒式シートバックなので、自在にシートを倒すことが出来るのがポイント。
長時間滞在する時は、シートをアレンジして過ごすのも良いですね。
CR-Vは、5人乗りか7人乗りか選べるのがポイント
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ミドルSUVで、7人乗りがあるのは珍しいですね。
通常アウトドア向きでオフロードを走ることから、さぞかし多人数乗りが多いかと思いきや、実は5人乗りが一般的なのです。
それをCR-Vは、2列シートの大きさのまま、7人乗りを実現させたことで、注目されています。
しかも、機械スペースよりも居住性を大事にしている車種なのも注目です。
メカは最小限スペースにして、座るスペースを最大限に確保しているのが魅力。
しかも、椅子を倒すのも畳むのも簡単操作なのも、オーナーに喜ばれているところですね。
ラゲッジスペース比較
CX-5はゴルフ目的でも十分利用可能
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まずは、CX-5の荷室の通常時の寸法です。
これは、2列目に人を乗せている状態で、9インチのゴルフバッグをまるまる4つ乗せられるほどです。
また、シートを倒せば最長1,830mmまでになるので、スノーボードを積むことが可能なのもポイントなのです。
SUVは荷物を乗せることを前提にして使う車という方も多いので、ラゲッジスペースが大きいのは魅力ですね。
CR-Vのラゲッジスペースは、スッキリまとめ上手
引用:https://www.honda.co.jp
5人乗りのCR-Vは、3列目を倒せば十分な広さを確保することができます。
また、高低差があまりないので、重量のある荷物が積みやすいのもポイントです。
しかも、外から荷物の目隠しになる、トノカバーがあるのも魅力。
どんなに荷物が入っていても、スッキリまとまったラゲッジスペースが実現されるのです。
外から荷物が見えないのは、女性にも嬉しいところですよね。
エンジン性能比較
CX-5は、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンから選択
引用:http://www.mazda.co.jp
CX-5には、ガソリン車とディーゼルエンジン車併せて、4種のエンジンタイプがあります。
ガソリンエンジンには、「キャビティ付ピストン」と、「マルチホールインジェクター」が共通しています。
この2つにより実用的燃費を向上させ、よりエンジン機能を高めているのです。
・SKYACTIV-G 2.5T
新たに追加されたターボエンジンで、「静」にこだわっています。
最高出力:169kW〈230PS〉/4,250rpm
最大トルク:420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm
・SKYACTIV-G 2.5
燃費性能や、走行性の高さに安定した人気があるタイプ。
最高出力
2WD:140kW〈190PS〉/6,000rpm
4WD:138kW〈188PS〉/6,000rpm
最大トルク
2WD:252N・m〈25.7kgf・m〉/4,000rpm
4WD:250N・m〈25.5kgf・m〉/4,000rpm
・SKYACTIV-G 2.0
街乗りが中心で、長距離移動が少ない方向き
最高出力:115kW〈156PS〉/6,000rpm
最大トルク:199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm
・SKYACTIV-D 2.2
エンジン音の静かさとパワーにこだわったディーゼル車
最高出力:140kW〈190PS〉/4,500rpm
最大トルク:450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm
CR-Vは、3.0Lエンジン並みのエンジン加速
引用:https://www.honda.co.jp
CR-Vは、低速状態から加速できる「VTECターボエンジン」を搭載。
それにより、3.0L並みのエンジン加速を楽しむことができます。
ホンダオリジナルの、「2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」により、3つのモードを切り替えることができ、効率的なドライブを実現することができるのです。
まとめ
人気SUVのマツダのCX-5と、ホンダのCR-Vについての比較をまとめました。
特徴の比較を見ると、やはりCX-5が根強い人気を誇っている理由がわかります。
エクステリアの上品さと、インテリア、そこにエンジン性能の充実が大きな魅力なのです。
ただ、CR-VもSUVの中では非常に人気が高い車種で、7人乗りのグレードも追加され、注目されています。
どちらがいいか迷ったている方は、それぞれの特徴を車種選定の参考にしてみてはいかがでしょうか。