今や爆発的人気を誇る3列シートのマツダCX-8ですが、ついにその牙城を揺るがすホンダ新型CR-Vが8月30日発売されます。
そこで、新型CR-VとCX-8を徹底比較し、それぞれの特徴とおすすめポイントを解説していきます。
新型CR-VとCX-8エクステリア比較
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
マツダCX-8は、マツダの上級に位置するSUVで、トヨタのランドクルーザープラドのライバルと言われています。
そのCX-8に、刺客としてホンダから送り込まれるのが、この8月に発売予定の新型CR-Vです。
そこで、新型CR-VとCX-8をデザインとボディーサイズから比較してみます。
新型CR-VとCX-8デザインと大きさの違い
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引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
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引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/?link_id=sbnv#cx-8
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新型CR-V
新型CR-Vは、先代の新型CR-Vに比べると、かなりマッチョなデザインとなっています。
かなり、迫力を増しています。
見た目は、新型CR-VのほうがSUVのデザインとして、色濃く見えます。
しかし、全高は、新型CR-Vは、CX-8よりも45mm低くなっているんです。
CX-8
最近のマツダ車は、魂動デザインで統一されています。
これは、レクサスやBMW、メルセデスといったメーカーが、顔のデザインを統一しているのと同じ考えです。
このCX-8も例外ではなく、魂動デザインの採用しています。
その結果、非常に格好が良くなりました。
それを裏付けることが、発売後わずか数週間の間に起こりました。
なんと12,000台以上のオーダーが、全国のディーラーに入ったんです。
CX-8のエクステリアデザインの特徴は、顔のデザインの他にもあります。
それは、横からみてぱっと見ただけでは、3列シートがあるデザインに見えないことでしょう。
ルーフとドアパネルの合わせ目を角ばらせず、なだらかにすることによって、横から見たときに厚ぼったくならない工夫がされています。
ボディーサイズ比較
気になるボディーサイズを比較してみます。
新型CR-V:全長4,605mm×全幅1,820mm×全高1,685mm
CX-8:全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm
比較すると、全てのサイズで、新型CR-Vが少し小さめのボディーサイズとなっています。
新型CR-VとCX-8のインテリア比較
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引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
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引用:http://www.mazda.co.jp/beadriver/design/interview/12_2/
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新型CR-VとCX-8は、方向性がほぼ同じなので、どちらの内装も高級感あふれる色と素材を使っています。
既に販売されているCX-8は、3列シートという事もあり、内装の豪華さと相まって若い世代に支持されています。
しかし、新型CR-Vも内装にレザーをふんだんに使用して高級感を出し、3列シートを備えていることから人気が出ることが予想できますね。
インテリアデザインを比較
内装デザインの質感で、高級感が高いのはCX-8 でしょう。
どうしてもホンダは、内装が昔からチープな印象があります。
かつて、初代NSXが世にでたときも、プレリュードと大差のない内装でがっかりさせられたものでした。
しかし、最近のホンダも内装を頑張っています。
この新型CR-Vは、1年以上前に、北米でデビューしているにも関わらず、最新の車種に引けを取らない内装になっています。
もちろん高級感があり、近未来的なデザインになっていることも特徴です。
一方で、CX-8は落ち着いた高級車といったイメージです。
CX-8のL packageは本杢を使用したインパネデコレーションをするなど、高級感を感じさせてくれます。
このあたりは、好みの分かれるところですが、どちらの内装も高級感があります。
新型CR-VとCX-8の操作性比較
新型CR-V
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
インパネ周りは、いかにもホンダといったデザインです。
特に、新型CR-Vが特徴的なのは、デジタル表示になっている点です。
また、新型CR-Vは、空調のボタンにクライメートコントロールのスイッチがある車両が展示されています。
もし、これがメルセデスベンツやレクサスに搭載されている装備と同一であれば、新型CR-Vの装備は、高級車顔負けになるのは、間違いないでしょう。
車内の人の体温やシートの温度を感知して、最適なエアコンコントロールをする優れものですからね。
CX-8
引用:http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/?link_id=sbnv
CX-8のインパネ周りは、一目でマツダの車と分かるデザインとなっています。
この2台で異なる点は、新型CR-Vが、デジタル表示であるのに対し、CX-8はアナログ表示となっていることです。
ただ、CX-8にはグレードにより、フロントガラスに車の情報を投影するアクティブ・ドライビング・ディスプレイが装備されている車種があります。
これは、ドライバーが、視線を下に移さずに、車の情報を知ることができるので非常に良いシステムと言えます。
新型CR-VとCX-8の居住性比較
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
車はシートの座り心地で、居住性の良し悪しが左右されると言われています。
新型CR-V
新型CR-Vの1列目と2列目は、共に北米などで定評があるだけあって、体の大きな方でも窮屈なく座る事ができます。
もちろん、体が大きい人以外でも定評があるんです。
実は、アメリカでは、新型CR-Vの半数以上が女性オーナーである事実があります。
新型CR-Vは、女性にとっても乗り心地がいい車で、その乗り心地は、非常に上質なものだと考えられるでしょう。
CX-8
CX-8は、運転ポジションにこだわった造りとなっています。
これは、ロングドライブをしても疲れにくいシートを採用しているからなんです。
また、3列目シートに関しては、全長でわずか20㎜ですが、CX-8が新型CR-Vよりも広くなっています。
3列目シートは、どうしても狭くなるので、少しでも広い方が快適さは改善されますね。
新型CR-VとCX-8ラゲッジスペース比較
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/new/
ラゲージスペースは、どちらも3列シートをたたんでいれば、非常に大きなスペースを確保できます。
CX-8に至っては、乗員がフルに乗車しても、ゴルフバッグが2つのせられるほどの広さを誇ります。
これは、かなりの収納力です。
新型CR-Vに限らず、普通は、3列目シートを使用すると荷物は多く載せる事は出来ないのが一般的ですからね。
一方で、新型CR-Vの特徴は、リアゲートです。
新型CR-Vのリアゲートは、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートを装備しています。
これは、両手が塞がっていても、足を車の下で動かせばリアゲートが開く仕組みです。
これは、かなり使い勝手がよさそうですよね。
この機能がある分、CR-が使いやすいと言えます。
新型CR-VとCX-8エンジン性能比較
CX-8は、マツダの十八番であるスカイアクティブエンジンを搭載したディーゼルエンジンです。
最高出力が、140kW〈190PS〉/4,500rpm、トルク450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm となっています。
新型CR-Vは150ccのダウンサイジングターボエンジンと、ハイブリット車の2段構えです。
日本仕様と同じエンジンを積んだ1.5L 4気筒ターボエンジンVTEC Turbo は、最高出力192ps 190hp/5,600rpm、最大トルクが243Nm/2,000-5,000rpmとなっています。
馬力はどちらも大差ありませんが、ディーゼルエンジンを採用しているCX-8のほうがトルクが太いので、下から湧き上がるトルクでパワフルな走りを見せるでしょう。
新型CR-VとCX-8の比較まとめ
新型CR-V(ホンダ)とCX-8(マツダ)は3列シートを備えたSUVという事もあり、比較される方も多いでしょう。
CX-8は、すでに販売され、非常に高評価を得ています。
マツダ車が好きな方には、ぴったりの1台ではないでしょうか。
対する新型CR-Vも海外ですでに販売され、やはり高評価を得ています。
こちらも、ホンダ車に乗りなれた方には、おすすめの1台だと思います。
どちらも一定の評価があり、おすすめの車種には違いありません。
この2台の一番大きな違いとしては、エンジンです。
CX-8はディーゼルエンジンを搭載していて、トルクを楽しみたい方にはおすすめです。
一方の新型CR-Vは、ガソリンとハイブリッドエンジンがあります。
特に、燃費にこだわりたい方には、新型CR-Vハイブリッドがおすすめです。