車は、何かしらカスタマイズして乗っている人が多いですよね。
車を購入するときに、オプションをつけたり、購入後にオプションを選ぶこともあります。
今回は、カスタマイズの中でも人気があるタイヤについてまとめました。
新型CR-Vには、どんなタイヤが装備されているのでしょうか。
そして、タイヤを選ぶときのポイントとは。
新型CR-Vのタイヤサイズとタイヤ銘柄について解説していきます。
新型CR-Vのタイヤサイズ
引用:https://www.honda.co.jp/ACCESS/新型CR-V/exterior/aluminumwheel/
新型CR-Vに、純正装着されているタイヤサイズは、18インチが用意されています。
最近の車らしく大口径のタイヤで、タイヤ外形は739mmもあります。
これは、横から見ればかなり迫力のあるスタイルを演出してくれます。
標準装備の18インチタイヤは、全グレード共通で装着されていますが、更に、オプションで19インチのタイヤも用意されています。
タイヤサイズによって、グレードを判別することができる車種もありますが、新型CR-Vに関しては、タイヤサイズが共通なのでこの方法は使えないです。
標準タイヤサイズ:18インチ
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/webcatalog/styling/design/
新型CR-Vに標準装備されているタイヤサイズは、前後ともに235/60R18 103Hです。
新型CR-Vに限らずSUVに求められるタイヤの条件は、重量に耐えられる耐摩耗性に優れ、静粛性やウェット性能も重要になります。
新型CR-Vには、セダンやミニバンなどに比べ、幅広で扁平率の高い(タイヤの厚み)タイヤとなっているのが特徴です。
オプションタイヤサイズ:19インチ
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/webcatalog/styling/design/
19インチに装着されるタイヤサイズは、235/55R19です。
タイヤ外形は、741mmとなり、標準装備の18インチタイヤ外形より+2mm大きくなります。
タイヤサイズの違いによって、スピードメーターに誤差がでることがありますが、新型CR-Vの誤差はほとんどありません。
例えば、標準装備タイヤで40km/hの時に、40.1km/hとなっています。
19インチオプション設定
オプションで、19インチを選ぶことができる新型CR-Vですが、実は、選べないグレードもあります。
それは、7人乗りのグレードです。
7人乗りのグレードでは、19インチをディーラーオプションで選ぶことができないので注意が必要です。
タイヤサイズによる変化
タイヤサイズによって乗り心地が変化することがあります。
18インチから19インチに変えると扁平率が5 %低くなっています。
この変更によって、若干、突き上げ感を感じやすくなります。
しかし、その代わりに、コーナリング性能はかなりシャープになり、運転して楽しいと感じられるでしょう。
新型CR-Vの純正装着タイヤ
引用:https://www.honda.co.jp/新型CR-V/webcatalog/styling/design/
新型CR-Vには、現時点で3社のブランドのタイヤを装着されています。
新車では、同じ車で同じグレードでも、違う銘柄のタイヤを装着していることが多くあります。
これは、災害や事故などでタイヤ生産がストップしても、問題なく車を供給できるようにタイヤメーカーを複数用意しているためです。
しかし、基本的にタイや性能を細かくオーダーして、タイヤメーカーからタイヤを供給しているので、メーカーが違っていても、そのタイや性能の差はほとんどないといってよいでしょう。
ブリヂストン
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/index.html
新型CR-Vに装着されているタイヤメーカーの一つとして、ブリヂストンのタイヤがあります。
その銘柄は、DUELER H/L 33で、レクサスNXにも標準装備されているタイヤです。
このタイヤの特徴は、車の求める操縦安定性と優れた燃費性能を発揮させるところにあり、欧州車をはじめ多くの車種に標準装備されています。
DUELERは、オンロードから本格的なオフロードまで優れた走破性を可能にするタイヤをラインナップする商品で、世界を代表するプレミアムSUVに多く装着されています。
ダンロップ
引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/import/maxx050suv/
ダンロップでは、SP SPORTS MAXX 050が用意されています。
このタイヤは、輸入外車用ハイパフォーマンスタイヤとして売られているタイヤなんです。
SP SPORTS MAXXには多くのラインアップがありますが、市販品として購入できるのは、SP SPORTS MAXX050+です。
この市販で購入できるタイヤは、基本的に新車装着のSP SPORTS MAXX 050とは、別物のタイヤと考えた方が良いでしょう。
新車装着されているSP SPORTS MAXX 050は、操縦安定性と燃費性能を追求したタイヤです。
これに対し、市販品のSP SPORTS MAXX050+は、左右非対称のタイヤパターンで、操縦安定性とウェット性能を追求したタイヤとなります。
どちらも輸入車を対象にしたタイヤで、重量のあるプレミアムSUVに適したタイヤとなっています。
ミシュラン
引用:https://www.michelin.com.ph/auto/tyres/primacy-3-st
ミシュランからは、Primacy 3 STが用意されています。
このタイヤの特徴は、とにかく静粛性が半端なく良いことです。
もちろん、操縦安定性や、燃費性能も申し分ないタイヤです。
2013年に欧州で発売されたコンフォートタイヤですが、現在でもその性能の高さには目を見張るものがあります。
新型CR-Vと旧型CR-Vのタイヤ比較
引用:https://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/awd/
新型CR-Vには、標準で235/60R18 103Hが装着されていますが、先代の新型CR-Vでは225/65R17が装備されていました。
新型CR-Vでは、先代よりも一回り大きなタイヤが装備されているんです。
サイズとしては、1インチアップされています。
新型CR-Vのタイヤの特徴
まず、インチアップすることで、見た目がかっこよくなっています。
見た目だけではなく、タイヤのインチアップにより、操縦安定性が良くなっているんです。
具体的には、コーナリング性能やブレーキ性能が’飛躍的に上がります。
インチアップのデメリット
インチアップすることによるデメリットはあるんでしょうか。
実は、通常のインチアップでは、乗り心地が悪くなったり、燃費悪化や騒音が大きくなることがあります。
しかし、新型CR-Vは、18インチを標準装備をする前提で開発されているので、そういったデメリットは皆無と考えられるんです。
新型CR-Vに履くならこのタイヤがおすすめ
車を購入すれば、タイヤホイールを替えるドレスアップをしたいと考える人も多いでしょう。
インチアップをすれば、見た目もかっこよくなり、個性を主張することができますよね。
しかし、選ぶタイヤによっては、車の本来の性能を半分も発揮できなくなってしまうんです。
車とタイヤの関係は、開発段階から親密な関係にあります。
タイヤの性能が、燃費や走行性能に大きな影響を及ぼすようになっているからなんです。
そうならないためには、タイヤを替える時に、新車装着時のタイヤ性能に近いタイヤを選ぶことが重要です。
もちろん、新車装着タイヤを購入しても問題ないですが、一般販売店からの購入と比較すると、新車装着タイヤは割高となっていることを頭に入れておくことが必要でしょう。
新型CR-Vのタイヤまとめ
新型CR-Vには、静粛性や操縦安定性、そして燃費性能の良い標準装着タイヤが用意されています。
こういったコンフォートタイヤは、各メーカーから多くのサイズが用意されていますから、タイヤを交換する時には新車同等性能のタイヤを選ぶようにしましょう。
新型CR-Vに装着されるタイヤメーカーは異なっていても、タイヤ性能にはほとんど違いがないタイヤを新車装着しているので、気にすることがないのも事実です。
新車装着タイヤは、購入するまでどのメーカーのタイヤが装着されているかわかりませんから、気になるようでしたら車オーダー時にリクエストしても良いでしょう。