ディーラーで、新型CX-3の契約を済ませたあとは、納車を待つだけとなります。
しかし、新車の納車は時間がかかるのが当たり前となっており、納車が待ちきれない人も多くいます。
そこで、事前に新型CX-3の納車時期がわかれば、今後の予定も経つというものです。
今回は、新型CX-3の納車時期について詳しくご紹介します。
新型CX-3の納期
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
現在の納期
新型CX-3は、発売当初より納期は落ち着きを見せています。
ビッグマイナーチェンジを行った、2018年5月頃からしばらくの間は、納期も3か月以上待たされることがありました。
しかし、2019年になると、納期は1か月から2か月程度となっています。
新型CX-3の2018年12月国内生産台数は、9,564台で、2017年12月より5.8%減となっていますが、国内販売台数は、月間1,000台程度あります。
この台数を生産していることを考えると納期は、早いといえそうです。
納期が遅れる可能性
残りの生産車は、海外に輸出される車になりますが、海外で予想以上に売れてしまうと、遅れが生じる可能性があります。
しかし、マツダは、CX-3の目標販売台数を月間2,000台としています。
この点からも、日本国内でそれ以上の受注が発生しなければ、順調に納車されると予想されます。
納車がかかる理由
新車を購入した場合、その場で車に乗って帰ることができません。
CX-3では、最低でも1か月は納車まで待たされます。
更に、人気グレードやオプションの装備状況によっては、2か月待たされることもあります。
納車に時間がかかるのは、ディーラーで在庫を持たないことが理由です。
車は、お客さんからの注文を受けてから、生産される仕組みだからですね。
納車される前の時間も、楽しみの時間の一つです。
焦ることなくカタログを見たり、新しいCX-3で旅行をすることを思い描きながら待つのが車を購入する楽しみの1ではないでしょうか。
契約から納車まで
ディーラーで契約をしてから、納車までかなりの時間があります。
なぜ、そこまで時間がかかるのか疑問に思ったことがある方も少なくないですよね。
そこで、契約から納車までどんな流れになっているのかをまとめました。
納車までの流れ
◆ディーラー
・契約後、ディーラーではメーカーに契約内容に基づいて発注をします。
◆工場
・メーカーでは、発注内容に基づいて車の生産に入ります。
・生産が完了した車両にディーラーオプションを取り付ける場合、いったん千葉にある「マツダロジスティクス」と呼ばれる新車架装センターに運ばれます。
・マツダロジスティクスにて、ディーラーオプションの取付け、ボディーコーティング等の施工を行い、出荷検査が行われます。
・用品取付けと出荷検査が完了すれば、店舗に向けて配送が開始されます。
◆店舗
・店舗到着後、すぐに傷と汚れ確認が行われ、注文書通りの車両が到着したか確認します。
・確認作業が終われば、納車前洗車やナンバー取付、空気圧チェックなどが行われ、納車前の最終チェックを行います。
この納車準備が整えば、いよいよ納車となります。
このように、納車までにはかなりの作業があるので、新車の納車には時間がかかります。
納車遅れが発生する場合
順調に納車が進んでいる新型CX-3ですが、ちょっとしたトラブルで、納車が遅れることがあります。
納車が遅れる理由には様々な原因が考えられますが、特に多いのが自然災害や製造時の不具合となっています。
こういった納車遅延に関しては、マツダ公式ホームページで発信されているので、確認することができます。
そこで、自然災害や製造時の不具合で、納車が遅れる場合の理由について、詳しく見ていきます。
自然災害
2018年7月に西日本を襲った豪雨災害は記憶に新しいところですね。
マツダでは、宇品第1(広島県広島市南区)、宇品第2(同)、防府第1(山口県防府市)、防府第2(同)の国内4工場を同年7月9日から11日まで操業を中止し、その後も周りの交通状況に配慮しながら操業していました。
そして、同年9月10日より通常操業となり、新車の納期も通常通りへと移行していきました。
このように、災害が起きると自動車工場の操業停止になったり、輸送ルートが寸断されると納期は全く分からなくなります。
このような特別な事情の時には、ディーラー営業マンからの連絡がありますから、その後の対応に耳を傾けましょう。
製造時の不具合
現代の自動車生産ラインでは、組み立てのほとんどはコンピューター制御によるロボットで行われています。
そのため、組み立てによる不具合はほとんどなくなってきています。
しかし、組み立てに使う部品に不具合が生じた場合、対策品と入れ替えを行うため、通常より納期が遅れることになります。
車の部品は、多くの町工場も部品作りに携わっています。
もちろん、生産には細心の注意を払っていますが、設計の段階でミスが発生していたという可能性もゼロではありません。
その場合は、陸運局にリコールの届け出とともに、生産ラインの仕様を変更しなければならなくなります。
そうなってしまうと納期が遅れることを覚悟しなければなりません。
CX-3をいち早く手に入れるには
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
CX-3は、長くても2か月で納車されるので、比較的納車が早い車の部類といえます。
しかし、注文したらすぐにでも乗りたいのが心情というものです。
そこで、いち早く新型CX-3を納車してもらう方法ですが、意外に簡単ことで解決します。
キャンセル
新車は、在庫としてディーラーで持つことはないので、必ず注文生産になります。
しかし、注文生産でもダブついているCX-3は日本中を探すと必ずあります。
そこで、すぐにでも乗りたい方は、キャンセルなどで在庫となったCX-3を、営業マンに相談して見つけてもらうことです。
すでに販売開始から半年以上たっているので、かなり自分の希望に近い車種が出てくる可能性があります。
しかも、月間販売目標に届いていないので、それほどキャンセル待ちの引き合いもないでしょうから、「キャンセル車を探してほしい」と営業マンに頼んでみましょう。
展示車両
この他、ディーラーの展示車両も購入することができます。
この場合は、値引きも大きく期待できるので、装備品や色が気に入れば交渉する価値はあります。
新型CX-3納車まとめ
CX-3は、マツダの車の中では、比較的安定して早く納車される車です。
天災や部品の問題が起こらない限りは、比較的スムーズに納車される体制になっています。
ただし、メーカーオプションやディーラーオプションを増やしすぎると、予定より納車が長くなる可能性があります。
たくさんオプションを付ける方は、少し納期が長くなることも知っておいたほうが余裕をもって待つことができます。
早く新型CX-3を手にしたい方は、営業マンに相談する方法もありますが、納車を楽しみに待つのもいいのではないでしょうか。