気に入った車があれば、試乗をする方も多いですよね。
やはり車は、外見ではわからないことが多くあります。
実際に運転して初めて気づく点もあるんです。
そこで、新型CX-3に試乗された方々の意見をまとめて、試乗してわかったことをお伝えします。
新型CX-3の大幅な改良で変わったこと
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
マツダでは、報道にもある通り、マイナーチェンジという形を取らずに、新開発の技術をフレキシブルに導入しています。
今回は、4度目の大幅な改良が加えられました。
旧型から、多くの部分で新開発の技術を取り入れ、新型CX-3となったわけですが、実際に試乗して感じたことを「乗り心地」「エンジンの進化」「デザインの進化」そして「安全性の進化」の4つに分けて、ご紹介していきます。
新型CX-3に試乗した乗り心地
乗り心地に関しては、「2人乗りと割り切って使う分には申し分ない」といった意見が多く聞かれます。
特に、シートの出来の良さには定評があり、「オートクルーズコントロールを使い高速道路で遠出しても、疲れを感じない」といった意見が聞かれます。
その理由は
シートには、CX-8譲りの高減衰ウレタンを採用しており、座面はしっかりとした張りがあり、ダンパーやタイヤ、そしてシートを含めた乗り心地改善を感じることができます。
この乗り心地の違いは、先代モデルに座ってみるとその違いがすぐに分かり、先代の底つきしそうな乗り心地から大きく改善されています。
新型CX-3に試乗して感じたエンジンの進化
ディーゼルエンジンの排気量が、1.5Lから1.8Lに排気量アップされています。
このアップによって、日常領域で力強い加速を実現できるようになっています。
試乗者からは、「エンジンの加速の良さが大きく感じられ、ディーゼルエンジンとは思えない良く回るエンジン」といった意見が多く聞かれます。
特に、ディーゼルエンジンは、「低回転からピックアップが良いので、どの領域からも鋭く加速する」といった意見も聞かれます。
一方、ガソリンエンジンでは、「エンジン改良がされているものの、それほど体感できるパワーではない」といった口コミが多くなります。
その理由は
新型CX-3のクリーンディーエルエンジンは、燃料カットが入る5,600rpmまでトルクの垂れがなく、綺麗に回る楽しいエンジンです。
ミッションには、6速MTと6速ATが用意されていますが、ATの場合もマニュアルモードを選択して気持ちの良いスポーツドライブが楽しめます。
唯一ガソリンエンジンの魅力は、シフトレバー付け根についたシフトプログラムを変える切り替えスイッチにより、モードが変えられることにあります。
この機能で、ガソリンエンジンを高回転まで回して気持ちよく走ることができます。
新型CX-3に試乗して感じたデザインの進化
エクステリアデザインでは、フロントグリルの変更とリアコンビネーション周りが変わったことに目が行きます。
外観は、「日本車離れしたデザインで、カッコよい」といった意見が多くあります。
内装では、センタ―コンソールが大きくなり、ひじ掛けとしての使い勝手がよくなっています。
このほか、本革シートのカラーバリエーションがあるのもうれしい選択肢です。
新型CX-3に試乗して感じた安全性の進化
多く聞かれる声が、「利便性が増した」といった意見です。
これは、電動パーキングブレーキとなったことで、ガソリン、ディーゼルともに一番下のグレード以外には、全車速追従機能付きACC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)が標準装備になったことが理由ではないでしょうか。
確かに、従来のモデルは30km/h以下になると強制的にキャンセルとなり、渋滞時に使えなかったので、大きなメリットといえます。
また全グレードに夜間の歩行者認識精度を向上させた「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート夜間歩行者検知機能付き」を標準装備しているのも、安全面で安心できます。
新型CX-3に試乗した感想
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
先ほどの意見以外の意見もまとめていきます。
操縦安定性がいい
「直線もコーナリングも自分の重い通りに走らせることができる。」、「運転して楽しい車」と言った意見も多数聞かれました。
車の助手席や後部座席に乗ってくつろぐ車もありますが、SUVは運転することが楽しいと感じられるのがメリットとなるので、この新型CX-3はエンジン性能、ハンドリング性能のどれをとっても素晴らしいメリットが感じられる車となっています。
静粛性
「ディーゼルエンジンは、うるさいイメージだったが、新型CX-3のディーゼルエンジンは、静か」という意見も多くありました。
室内への騒音の侵入は、先代よりボディーの鉄板やリアガラスの厚みなどを増し、先代より2kg重量増となっていますが、遮音性は先代とは比べ物にならないくらい良くなっています。
実際に街中や高速道路で、タイヤからくるロードノイズや風切り音、そしてエンジン音が抑えられているといった意見が多く、2kg増でも大きなメリットといえます。
新型CX-3試乗のまとめ
新型CX-3に試乗した感想をまとめると、先代より数段進化したことがわかります。
以前のCX-3と比較するとワンランク上の車となった印象が強くなりました。
特に、ディーゼルエンジンの扱いやすさと、力強さは目を見張るものがあり、運転して楽しい車ということがわかりました。