現行KF型CX-5が発売されてから、約2年経過します。
多くのCX-5オーナーから、様々な口コミ情報が出ています。
CX-5ディーゼル車の口コミ情報に耳を傾けて、購入して分かった感想について調べてみます。
CX-5ディーゼルの最新口コミ情報
画像引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/driving/?link_id=sbnv
CX-5の販売台数の内訳は、ディーゼルモデルが7割、ガソリンモデルが3割です。
その結果として口コミ情報もディーゼルモデルのほうが圧倒的に多いです。
そこで、ディーゼルを中心に口コミをまとめてみました。
CX-5ディーゼルモデルのいい口コミ
「動力性能がいい」
ディーゼルモデルの口コミでは、ほとんどの方が動力性能に満足しています。
ディーゼルモデルのエンジンは直列4気筒2200ccターボです。
最高出力は初期型が175馬力、平成30年3月のマイナーチェンジ以降になると190馬力になります。
この馬力で車両重量が約1600キロなので、飛び抜けて優れた動力性能には思えません。
それでもディーゼルモデルが好評なのは、圧倒的な最大トルクです。
初期型でも42.8キロ、マイナーチェンジ以降になると45.8キロです。
このトルクは4500ccガソリンエンジンと同等のレベルになります。
つまり車両重量1600キロのボディに、4500ccエンジンを載せたレベルの動力性能を実現しています。
走らないはずがありません。
ガソリンモデルは別次元の動力性能を得ています。
「燃費性能がいい」
そして、もうひとつ好評なのが、優れた燃費性能です。
これだけ圧倒的な動力性能にも関わらず、実燃費がリッター14キロ~15キロ走ります。
郊外の幹線道路になると、リッター17キロ~18キロまで伸びます。
しかも、燃料代が安い軽油なので、燃費を含む維持費面での不満は聞こえません。
「デザインがいい」
ボディスタイリングでも高評価の口コミがあります。
これは、ディーゼルモデルとガソリンモデル共通しています。
マツダのアイデンティティが強く表れている力強く躍動するようなボディデザインは、高級感とスポーティさを両立させており、CX-5を所有する満足度がとても高いです。
CX-5ディーゼルモデルの悪い口コミ
「スペースが狭い」
CX-5の口コミの中で、不満な声で多かったのが、収納スペースの少なさです。
エクステリアと共にインテリアも個性溢れるデザインを採用しています。
収納スペースの不足は、デザインを優先させたために出たデメリットになります。
マツダ車はデザインに拘ったが故に実用性に欠ける場合も少なくないです。
ライバル車である日産エクストレイルやホンダCR-Vと比較すると、全長が約100ミリ短いです。
そして、ホイールベースが長く後席スペースも余裕がある分、ラゲッジスペースにしわ寄せが来ています。
こればかりはボディサイズの問題なので、どうにもなりません。
「乗り心地が悪い」
乗り心地が悪いという口コミもあります。
これは、タイヤのサイズに関係している可能性があります。
CX-5はスタンダードグレードには、17インチアルミホイールが採用されています。
しかし、大半のグレードは19インチアルミホイールを採用しています。
19インチアルミホイールの影響は大きく、スタイリッシュなボディデザインにピッタリフィットしています。
その反面でタイヤの偏平率が55と薄くなっているので、荒れた舗装の路面では細かいギャップを拾うのでどうしても乗り心地が悪くなります。
乗り心地改善対策
そんなユーザー向けに、CX-5ではアルミホイールを17インチにサイズダウンするオプションが設定されています。
さらに、マイナーチェンジ後のモデルではボディにも手が入りボディ剛性がアップしています。
この恩恵は大きく、19インチアルミホイール車でも乗り心地が向上しています。
CX-5購入後のトータル評価の口コミ
画像引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/interior/interior2/?link_id=sbnv
CX-5はトータル300万円以上の高額車両になります。
それだけのお金を払えば、細かな不満も気になります。
多くの人はメリットが多い車でも、不満な箇所がひとつでも見つかるとそれが気になります。
その小さな不満が大きな不満に発展して、車に対するイメージが悪くなります。
そんなユーザーが多いので、満足度が高い車というのは結構少ないです。
そんな実情にも関わらず、CX-5オーナーの満足度は高いです。
高い満足度の大きな理由は、やはりランニングコストの安さです。
「ランニングコストの低さは大満足!」
CX-5ディーゼルモデルの平均燃費で計算すると、満タンから燃料警告灯が点灯するまでに約650キロ走れます。
高速道路を利用した高速巡航での航続距離はさらに伸び、その場合は満タンで1000キロ走れます。
車両重量1600キロのSUVで、1000キロ走れる車は他には存在しません。
しかも、燃料が軽油なので、ガソリンより安いです。
国産ミドルクラスSUVは競争が激しく、強力なライバル車が多数存在します。
そんな車と比較して、唯一無二の個性がある車はとても強いです。
CX-5ディーゼルの口コミまとめ
CX-5ディーゼル車ユーザーの口コミを拾うと、多くの方が高い満足度を感じているのが分かります。
口コミで好評だったのは、動力性能です。
エンジンの性能が優れているので、走行性能を求めている方には、おすすめですね。
デザインを気に入って買われるかたも多いのか、デザインを評価する口コミも多かったですね。
反対に、乗り心地や狭さについての口コミもありました。
悪い口コミは、このあたりのポイントが多いです。
このデメリットは、走行性能やデザインを活かすためには、仕方のない部分でもあります。
全体的には、CX-5のディーゼルはいい口コミが多い車だといえますね。