マツダのCX-5は、高級感のあるエクステリアと、走行性が好評です。
そんなCX-5ですが、実は、後部座席が狭いとの噂があることをご存知でしょうか?
SUVを購入する目的の一つは、アウトドアやグループでのお出かけですよね。
しかし、座席が狭いとかなり困ります。
そこで、新型CX-5の後部座席は、本当に狭いのかどうか、徹底的にリサーチしていきます。
シートの評価が高いマツダ
エクステリアに見合う座り心地
引用:http://www.mazda.co.jp/
ため息が出るほどの、美しいエクステリアが魅力であるCX-5。
その品のある見た目に、SUVファンである方なら誰もが惹かれることでしょう。
そんなCX-5は、もちろんシートにもこだわりがあります。
すべての乗員が楽しい時間を過ごせる心地よい空間を目指しました。
引用:http://www.mazda.co.jp
これがマツダの公式ホームページに出ている、シートへのこだわりです。
つまり、フロントシートだけではなく、後部座席への配慮も、欠かしていないということでしょう。
CX-5は何といっても、座っている姿勢が長くとも、体が疲労しないのがポイント。
これは、人間工学に基づいて作られたシートだからこそで、ロングドライブ時にも負担をかけず、ゆったりと過ごすことが出来る設計になっているのです。
後部座席へのこだわり
リクライニングが可能となり、最適な座り心地を実現
引用:http://www.mazda.co.jp
先代のCX-5では、後部座席のリクライニング機能はありませんでした。
今回リクライニング機能は、新型CX-5に新たに追加された機能となります。
当然ながら、後部座席がリクライニングをすれば、それだけ自分のポジションを決めやすく快適さが増しますよね。
また、人間の体の立体的な形状に合わせたことで、より座りやすい構造を実現。
後部座席の足元の広さは?
CX-5の後部座席は、足元の広さも気になるところ。
足元の広さは実際には先代のCX-5と変わらず、170cmの大人が座って、フロントシートとの間の差はにぎりこぶし2つ分ほど。
女性が座る場合は問題ないですが、180cm以上ほどの男性が座るとなると、少し狭く感じるかもしれません。
ですが基本的には、普通に乗る分には窮屈さは感じないでしょう。
ただ、男性の大人が3人で後部座席に乗ると、狭さを感じるので、ロングドライビングには向かないかもしれません。
後部座席は狭い?ライバル車と比較!
引用:http://www.mazda.co.jp
実際のところ、CX-5の後部座席の広さは、ライバル車と比べて狭いのでしょうか?
CX-5の座席が、SUVの割に広いということはわかりました!
それではCX-5と良く検討される、トヨタのハリアー・ホンダのヴェゼル・日産のエクストレイル5人乗りを見ていきましょう。
CX-5の後部座席の広さは?
引用:http://www.mazda.co.jp
170cmの大人の男性が2人乗ってもゆったり、3人乗るとあまりのロングドライブには向いていないとはいえ、問題なく乗る事ができます。
引用:http://www.mazda.co.jp
後部座席の中央部を倒すと、このように荷物載せにもなります。
ハリアーの後部座席の広さは?
引用:https://toyota.jp/harrier/interior/?padid=ag341_from_harrier_in_top03
現行型のハリアーは先代よりも、男性が座った時の膝まわりの空間が、50mmも大きくなりました。
この50㎝で、先代よりはゆったり座れるようになっています。
運転席に175cmほどの男性が座ると仮定しても、後ろはややゆったり目に座ることができるでしょう。
ヴェゼルの後部座席の広さは?
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/
ヴェゼルはコンパクトSUVなので、後部座席も狭そうだというイメージを持つ方も多いことでしょう。
ですが大人の男性が足を組んで座っても、画像の様に隙間がありますね。
運転時にフロントシートをスライドしたと考えても、そこまで窮屈さはないのではないでしょうか。
エクストレイルの後部座席の広さは?
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html
後部座席の大きさは、画像だけ見るとCX-5と同じくらいにも見えます。
ただ、エクストレイルは着座位置が高いので、その分だけゆったり座れるのも特徴です。
後部座席の乗り心地は?
引用:http://www.mazda.co.jp
後部座席に座るときに、広さ以外にも気になることがあります。
それは、座り心地です。
CX-5とライバル車の後部座席の乗り心地についても調べてみました。
CX-5の後部座席
実際にCX-5に乗っている方の、乗り心地評価で多いものをピックアップしました。
・二段階リクライニングシートの配慮が高評価
・後部座席のアームレストが嬉しい
・足元も疲れにくい広さが確保されているので、長時間ドライブも可能
・大人が3人乗るのは、乗りにくそう
などがあがっています。
基本的には後部座席の評価が高く、乗り心地が良いという声が多いのが特徴です。
ハリアーの後部座席
引用:https://toyota.jp/harrier/
・フルリクライニングがなく、居住性は良くない
・長時間だと疲れそう
・思ったよりも狭くなかった
・後部座席は、大人の男性なら、2人がちょうどよい
などがあげられます。
ハリアーの後部座席への評価は悪くありませんでした。
フルリクライニングは、あったほうがよかったかもしれませんね。
ヴェゼルの後部座席
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/
・185cmの大人でも、ゆったりと座ることができる
・シートの座面長は、例えるなら高級セダンのよう
・足元や椅子がしっかりしているので座りやすい
などの評価が多かったです。
比較的ヴェゼルの、後部座席の評価は高いでね。
エクストレイル、後部座席の乗り心地評価は?
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html
・身長175cmの男性で、頭には握りこぶし1個半の余裕があった
・着座の位置が高いので、長距離ドライブでもゆったり
・2列シートモデルなら狭さはそこまで感じないが、3列シートは2列目もかなり窮屈
・防水性が高い
このような評価がありました。
3列目シートはやはり厳しそうですね。
2列目シートまでは、悪くないといった印象ですね。
CX-5の荷室は広い?
荷室の広さで後部座席は楽々!
引用:http://www.mazda.co.jp
CX-の後部座席が、ゆったりとしていることはわかりましたが、荷室の広さはどうでしょうか。
荷室のスペースが狭いと、どうしても後部座席に荷物を置く必要が出てきます。
荷物が増えてくると後部座席が狭くなってしまいますからね。
CX-5の荷室の容量
荷室の容量は、サブトランクボックスを利用した際で、505Lです。
これは、かなり容量が大きいので、荷物を十分に積むことができます。
余程のことがない限りは、後部座席に荷物を置く心配はないですね。
CX-5の後部座席が狭いかどうかをまとめ
CX-5の、後部座席について、ライバル車と比較しつつ検証してきました。
CX-5の後部座席は、ライバル車と比べると広いとは言えないです。
しかし、噂されているほど、狭くもなく、ライバル車とも大差はありませんでした。
また、マツダがシートにこだわっていることもあり、座り心地がいいのが、CX-5です。
リクライニング機能もあり、それだけでも快適さに差がでます。
更に後部座席で快適に過ごすのであれば、5人乗らないことです。
CX-5は5人乗りが可能ですが、ロングドライブでは、4人とアウトドア用品を乗せるという様な使い方がおすすめです。
後部座席のリアシートが自在にアレンジできることと、荷室量がSUVの中でも大きいということがことが特徴であるCX-5のメリットが十分に活かせます。
新型CX-5は、後部座席は狭いということはないですし、快適さにおいては、ライバル車よりも優れているSUVだといえます。