トヨタRAV4が、久しぶりに日本に帰ってくることになりました。
日本ではいつ発売するのか気になるところですね。
現時点で発表されているRAV4の日本発売時期は、2019年の春です。
すでに北米では販売が開始され、高い評価を得ているRAV4の日本発売は、楽しみですね。
もう一度、海外の動向や、RAV4の歴史を振り返りながらその魅力に迫ってみます。
日本発売決定
引用:https://toyota.jp/rav4/new-rav4/
日本で4代目が販売されなかったことから、今回の5代目の発売を待ち焦がれていたファンの方も多いでしょう。
2019年1月時点のトヨタの公式な発表では、新型RAV4 が日本デビューするのは、2019年春ごろとしか知らされていません。
ハイブリッド車の投入が、アメリカでは2019年3月で、ヨーロッパでも2019年4月からFF車がデリバリーなので、日本での発売もそのころになるのではないでしょうか。
日本での販売店は、ネッツトヨタ店とカローラ店で扱うことが決まっています。
新型RAV4が気になっている方は、ネッツトヨタ店とカローラ店をチェックしておきたいところですね。
トヨタRAV4とは
引用:https://toyota.jp/rav4/new-rav4/
初代RAV4
トヨタRAV4は、1989年の東京モーターショーで「RAV-FOUR」の名前でトヨタブースに参考出展されたのが始まりです。
東京モーターショーに出展された当時は、まだRV車の無骨な骨格に身をまとっていました。
ライトも丸目で、オフロードカーの雰囲気が非常に強く感じられる車でした。
「RAV4」と名前を改めたのが、1993年の東京モーターショーでした。
これまでのクロスカントリーSUVとは全く異なる、乗用車ベースのSUVという全く新しいスタイルで登場しました。
そして、そのままのスタイルで、翌年1994年5月に初代RAV4が登場しました。
RAV4のモデルチェンジ
RAV4は、いまや世界各国で人気の高いSUVですが、その先駆けとなったのが2代目RAV4からとなります。
トヨタは、2000年5月に2代目となるRAV4を販売しました。
開発を海外に目を向けて行い、ドア枚数も初代が3枚ドアに対し、この2代目は5枚ドアから開発を行いました。
それと同時に、ボディーも大型化され、海外で人気の高い車のデザインへと変わりました。
そして、3代目となるRAV4は、2005年に海外をより意識して設計開発され、初代から設定されていた3ドアが廃止され、5ドアのみの販売となりました。
兄貴分にあたるヴァンガードや、クルーガーの人気に押され、RAV4は販売伸び悩みが続いていた時期もありました。
そして、3代目RAV4は、2016年まで販売されました。
RAV4の海外展開
海外では、エンジンにV6 3.5リットルエンジンや、3列シートを供えるなどのほか、ロングボディーも用意され、日本市場に投入されているRAV4とは全く異なる車種設定となっていました。
また、海外では4代目となるRAV4が、2013年から販売されました。
発売されなかった4代目
海外で好調のRAV4は、2012年11月のロサンゼルス・モーターショーで4台目が発表され、翌年2013年1月から世界各国で販売が開始されました。
しかし、日本国内ではミニバンブームに押される形で、SUVは販売不振となりました。
その後、日本国内では、再び導入されることはありませんでした。
ニューヨークモーターショーで発表
引用:https://www.toyota.com/rav4/photo-gallery/exterior
2018年3月、ニューヨークモーターショーにて、5代目となる新型RAV4が世界で初めて人々の目に触れることとなりました。
北米では、4台目RAV4が、2017年度乗用車販売台数で1位をとるなど、ニューヨークモーターショーでの新型RAV4への注目度は非常に高いものがありました。
ニューヨークに続いて、2018年10月にパリモーターショーで、新型RAV4のハイブリッドモデルが発表されました。
このニュースに、多くの日本のファン達から熱い視線が寄せられました。
新型RAV4は北米で一足先にデビュー
引用:https://www.toyota.com/rav4/photo-gallery/exterior
5代目となる新型RAV4は、2018年11月に正式販売が決定し、北米では2018年12月よりデリバリーが開始されました。
ハイブリッドモデルは、北米導入は2019年3月が予定されています。
北米では、RAV4がSUVの確固たる地位を築いており、2018年10月の月間販売台数も34,000台と好調な売れ行きを誇っています。
ここで新型を投入する理由としては、さらなる販売増を考えてのことが考えられます。
あえて、大幅な改良を加えることにより、販売好調の4代目を凌ぐデザインとパフォーマンスを兼ね備えて、新型RAV4の販売拡大を目指すことになったのではないでしょうか。
今回のフルモデルチェンジで、北米ではスタイリッシュで運転がしやすいと評判も上々となっています。
イギリスではハイブリッドのみ
引用:https://www.toyota.co.uk/new-cars/rav4/
イギリスでも、日本より一足早く新型RAV4が投入されることが決まり、予約の受付が開始されています。
実際にデリバリーされるのは、FF車が4月、4WDが5月といわれています。
こちらは、北米モデルとは異なり、全てハイブリッドモデルとなっております。
ヨーロッパではガソリン価格が異常に高いことから、ヨーロッパ諸国でもハイブリッド車は日本同様人気がある車種となっています。
新型RAV4の発売時期のまとめ
すでに北米では販売が開始された新型RAV4ですが、日本での発売時期も2019年春と発表されました。
北米を意識した車作りを2代目から行ってきたRAV4ですが、今回のデザインは日本人にもかなり前評判が高くなっています。
北米の主要諸元を見ると、3代目と比べかなり大きくなった車体で、同じトヨタのハリアーとかなり似通った大きさといえます。
いち早く新型RAV4を手に入れたい方は、ディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。