新型RAV4が3年ぶりに日本発売となりましたが、その車両価格がいくらに設定されたのか気になる方も多いですよね。
車両本体価格によっては予算内に入るかもしれません。
また、オプションをどれくらい追加できそうなのかの目途を立てることもできますよね。
そこで、新型RAV4のグレードごとの車両本体価格と、乗り出しまでにかかるシミュレーションをお伝えします。
新型RAV4の車体本体価格
引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html
早速、新型RAV4価格をご紹介します。
新型RAV4は、各グレードごとに価格が異なるため、グレード別に価格をご紹介します。
まず、新型RAV4には2.0Lモデルと2.5Lハイブリッドモデルの2種類に分けられます。
そこで、エンジン別に車両本耐価格を見ていきます。
2.0Lモデル
2.0Lモデルには、「X」「G」「G Z package」「Adventure」4グレード用意されています。
「X」には2WDと4WDの駆動方式が選べますが、他のグレードは全て4WDとなります。
グレード | 車両本体価格 | 北海道地区車両本体価格 |
X 2WD | 2,608,200円 | 2,630,880円 |
X 4WD | 2,835,000円 | 2,857,680円 |
G | 3,202,200円 | 3,224,880円 |
G Z package | 3,348,000円 | 3,370,680円 |
Adventure | 3,137,400円 | 3,160,080円 |
車両本体価格が、北海道地区が高くなっているのは寒冷地仕様となるためです。
2.5Lモデル
2.5Lモデルは、HYBRIDとなりHYBRID XとHYBRID Gの2種類のグレードが用意されています。
駆動方式は、HYBRID Xには2WDと4WDの2種類が用意され、その他は4WDのみとなり車両価格は3種類の設定となります。
グレード | 車両本体価格 | 北海道地区車両本体価格 |
HYBRID X 2WD | 3,202,200円 | 3,221,640円 |
HYBRID X 4WD | 3,450,600円 | 3,470,040円 |
HYBRID G | 3,817,800円 | 3,837,240円 |
北海道地区は、寒冷地仕様となるため車両本体価格は高くなります。
新型RAV4初となるハイブリッドは、車両本体価格も全て300万円を超えていますから、ガソリン車より約70万近く高くなっていることになります。
価格は高くなっていますが、先端技術の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備など、数々の新技術が搭載されていることを考えれば、かなりお買い得な価格帯といえます。
新型RAV4の価格と旧型(3代目)比較
引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html
ここでは、以前日本で販売されていたRAV4と価格を比較していきたいと思います。
RAV4は、2016年に、3代目を最後に販売を終了しました。
実は、海外では2013年にフルモデルチェンジを行った4代目が販売されていましたが、日本での発売はありませんでした。
今回発売された新型RAV4は、5代目となりますので、日本で販売されていた3代目のRAV4と比較していきます。
3代目RAV4
最後の3代目が販売されたのが、2014年4月~2016年7月のモデルです。
実は、2014年4月から消費税が8%に上がったことから価格見直しされたモデルとなります。
3代目のグレード構成は意外に少なく4グレードしかありませんでした。
3台目RAV4の新車価格は以下のようになっていました。
3代目RAV4の価格
・2.4スタイル 221.1万円(税込)
・2.4スタイルGパッケージ 236.6万円(税込)
・2.4スタイル4WD 242.7万円(税込)
・2.4スタイルSパッケージ4WD 258.2万円(税込)
221万円~258万円の価格帯でした。
新型RAV4との価格比較
新型RAV4の価格は、X 2WDの260万円が最も安い価格ですが、3代目の最高額を超えています。
この点からも3代目のRAV4を見てみると、最近のSUVに比べかなり安いことがわかります。
高グレードなら、Adventureで313万円にもなります。
新型RAV4と3代目RAV4では、変更点もありますが、5代目となった新型RAV4はクロスオーバーSUVであり、サイズ的にはミドルサイズでハリアーとほぼ同じ車格となっていることも価格アップにあっている要因です。
その結果、3代目より一回り大きくなったボディーになり、価格も約260万円から約310万円までと50万円上乗せの車体本体価格となりました。
最低限のオプションを含めた新型RAV4の乗り出し価格
引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html
新車を購入する場合、車に必要な装備や諸費用などがかかり、総額は車両本体価格よりかなり高くなります。
そこで、新型RAV4の人気のグレード「Adventure」を例に、最低限のオプション装備と諸費用を含めた乗り出し価格をシミュレーションしてみました。
車種グレード
Adventure:ボディーカラー・アティチュードブラックマイカ、インテリアカラー・ブラック 専用合成皮革+オレンジステッチ
車両本体価格:3,429,000円
オプション
・T-Connectナビ 9インチモデル DCMパッケージ(ステアリングスイッチ付):239,760円
・ETC2.0ユニット(ビルトイン)ボイスタイプ:24,840円
・フロアマット(デラックスタイプ):27,000円
A(販売店装着)オプション小計:291,600円
税金諸費用
・自動車税 36,200円
・自動車取得税 78,400円
・自動車重量税 49,200円
・自賠責保険料 36,780円
小計 200,580円
・販売諸費用 65,727円
・リサイクル料金 10,750円
B 税金・諸費用合計:277,057円
乗り出し参考価格
乗り出し参考価格(車両本体+A+B)=3,997,657円
ボディーカラーとインテリアカラーは、標準仕様なので料金は発生しません。
ナビは、新型RAV4に設定されるおすすめモデルをチョイスしています。
総額で、400万を切る価格でAdventureを手に入れることができるので、競合他車と比べてもかなりお得となります。
新型RAV4車両本体価格まとめ
新型RAV4は、あらかたの予想を裏切り、かなりお求めやすい価格で登場したといえます。
旧型RAV4と価格を比較すると新型RAV4の値段が高くなっている印象があります。
しかし、新型RAV4には充実した装備が標準装備となっていますし、クロスオーバーSUVの購入をこの価格で手に入れられることは
かなりお得といえます。
今回は、Adventureを例に車両本体価格とオプションや税金を含めた乗り出し価格を算出しましたが、トータルでも400万円を切ることができます。
この価格は、概算なので、正確な価格については、ディーラーで見積もりをしてもらう必要があります。
しかし、大まかな乗り出し価格を知るには目安とすることはできます。