新型RAV4に装着されているタイヤは、1種類だけではありません。
何処のメーカーの新車でもそうですが、必ず何社かのタイヤメーカーと協定を結び、新車に装着しています。
何社もタイヤメーカーがあると、タイヤの性能にばらつきが出るのではと心配するのが当然です。
そこで、新型RAV4に装着されているタイヤサイズやメーカ、そしてタイヤ性能について、詳しく解説していきます。
新型RAV4の新車装着タイヤサイズ
引用:https://toyota.jp/rav4/customize/modellista2/?padid=from_rav4_customize_customize_modellista2
新型RAV4には、新車装着の標準タイヤが、グレードごとに3種類用意されています。
また、標準装備のタイヤサイズ以外にも、オプションでタイヤとホイールを選ぶことができ、純正アクセサリーでインチアップさせることも可能です。
標準サイズ
新型RAV4に標準装備されているタイヤサイズは、3種類用意されています。
グレード | タイヤサイズ |
2.0ガソリン車:X/2.5ハイブリッド車:HYBRID X | 225/65R17 |
2.0ガソリン車:G/2.5ハイブリッド車:HYBRID G | 225/60R18 |
Adventure/”Zpackage” | 235/55R19 |
純正装着で、かなり大きめのタイヤを装着していることがわかります。
新型RAV4では、足回りやブレーキなどが全てのグレードで共通なので、標準装備されているタイヤサイズであれば、グレードを超えて装着が可能です。
オプションサイズ
新型RAV4には、多彩なオプションが用意されています。
その中にインチアップのタイヤホイールセットもラインナップにあり、新車購入時に注文して装着することもできます。
ドレスアップパーツ以外に、2.0ガソリン車:X/2.5ハイブリッド車:HYBRID Xに装着している17インチのタイヤを、2.0ガソリン車:G/2.5ハイブリッド車:HYBRID Gの18インチに43,200円UPで交換することも可能です。
用意されているオプションサイズは、以下のようになります。
モデリスタ:235/55R19
モデリスタ・TRD:245/45R20
新型RAV4の新車装着タイヤメーカー
引用:https://toyota.jp/rav4/customize/modellista3/?padid=from_rav4_customize_customize_modellista3
新車装着タイヤは、「OEタイヤ」と呼ばれ、一般にタイヤ販売店やカー用品店で買えるタイヤとは別物のタイヤが装着されています。
もちろん、新型RAV4にも「OEタイヤ」が用意されており、現在は「ヨコハマ」「ダンロップ」「ブリヂストン」が標準タイヤとなっている他、オプションタイヤでは「トーヨー」「ミシュラン」も用意されています。
ヨコハマ
ヨコハマから新型RAV4に純正装着されているタイヤは、「AVID GT」(エイビッドGT)になります。
「AVID GT」は、ヨコハマが北米で販売しているAIVIDを、環境性能の向上を行い、「BluEarth」の基本設計や材料を投入して開発されたタイヤです。
ダンロップ
ダンロップからは、GRANDTREK PT30が新型RAV4の新車装着タイヤとして選定されています。
装着されているタイヤサイズは、225/60R18になります。
ブリヂストン
プレミアムSUV用タイヤとして、ブリヂストンが多くのSUVに納入している「ALENZA 001」が新型RAV4に装着されています。
ALENZA 001は、アフターマーケットで販売されているので、新型RAV4の新車装着タイヤを手軽に購入できるのが特徴です。
トーヨー
トーヨーから用意されているタイヤは、オプションの19インチ用と20インチ用にPROXES CF2 SUVとなっています。
アフターパーツでも選べるので、ディーラーで購入する必要がなく、タイヤ販売店やカー用品店でも購入が可能です。
ミシュラン
ミシュランからは、LATITUDE SPORT3が、TRD用の20インチのオプションタイヤとして推奨されています。
TRDの20インチのホイールを装着するときに、ディーラーで推奨されていますが、他の銘柄を選ぶことも可能です。
新型RAV4のタイヤスペック
引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html
新型RAV4には、5つのメーカーがタイヤを提供していますが、標準装備として導入しているタイヤは、性能にばらつきが出ないようにほとんど同じ性能としています。
ただし、オプション装備のタイヤは、一般のタイヤ店やカー用品店で購入できるので、標準装備のタイヤと少し性能が異なります。
そこで、標準装備のタイヤ性能について、どのような特徴があるのか詳しく見ていきます。
ドライ性能
新車標準タイヤは、オンロードを走行することを前提に、高速道路などでのドライ路面での運動性能を高めているのが特徴です。
ワインディングロードでも新型RAV4の運転を楽しめるよう、それぞれのメーカーが独自の技術を投入していますが、その性能にばらつきはほとんどありません。
ウェット性能
ウェット性能は、雨の日の運転の安全性に大きくかかわります。
それぞれのメーカーは、ドライ性能とウェット性能を高次元でバランスさせており、急な天候の変化でも対応できるタイヤとなっています。
そして、どのタイヤにもタイヤサイドにM+S(マッド+スノー)マークが打刻されており、急な降雪による少しの積雪であれば対応できる、オールシーズンタイヤとなっています。
燃費性能
燃費性能は、ドライ性能やウェット性能と相反する性能です。
新型RAV4に装着しているタイヤは、各社最新の技術を投入して、独自のコンパウンドやパターンを採用し、転がり抵抗を抑え、高い燃費性能となっています。
静粛性
オンロードを走行する時に、タイヤが発生するロードノイズはかなり耳障りになります。
静粛性を高めるには、タイヤパターンも重要になりますが、それと同時に転がり抵抗も抑える必要があります。
新型RAV4に新車で装着されているタイヤは、低燃費と静粛性を高め、しかもウェットグリップも高次元でバランスさせたエコタイヤです。
新型RAV4タイヤサイズまとめ
新型RAV4のタイヤサイズをまとめました。
新型RAV4には、標準装備として3社からタイヤが供給され、いずれもRAV4のポテンシャルを発揮させるのに、十分な性能を持ったタイヤです。
燃費性能などの環境性能を、車だけでなくタイヤも持ち合わせており、車もタイヤもエコな商品となっています。