新型ヴェゼルをディーラーで見積もりを出した時に、値引き額の少なさに唖然としたことがある方も結構多いんです。
当然、交渉に行く前には、雑誌やネット情報を勉強して行ってるんですが・・・。
結果的には、目標値引き額どころか、平均値引きをはるかに下回る値引きしか出してもらえないケースもあります。
そんなときは、なぜか損をした気分になります。
そこで、これから新型ヴェゼルの目標値引きを勝ち取りやすい簡単な方法をご紹介します。
新型ヴェゼルの最新値引き額
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/other/
新型ヴェゼルは、新車価格で207.5万円~290.3万円と、コンパクトSUVでもかなり高額となります。
新車を購入するには、少しでも安くしたいと考えますが、雑誌やネットの口コミの値引き額にはかなり程遠いのが現実です。
実際、新型ヴェゼルの値引き額の平均は車両本体価格から18万円ほどで、オプションを含めたトータルの値引き額は25万円~35万円程度が一般的な値引き相場となります。
オプションを含めると値引き額に差が出るのは、オプションを取り付ける数や、オプションの割引率の違いによるもので、ディーラーではオプションの割引率を独自に決めており、2割引きから3割引きが相場となっているからです。
目標値引きに近づけるには
新型ヴェゼルの購入を決めて、値引き交渉を雑誌やネット情報の目標値を頭に叩き込んでディーラーに向かっても、玉砕されるのが落ちです。
目標値引き額は、ディーラー営業マンも情報を持っているので、ユーザーが値引き交渉をする気満々で臨んでくれば、営業マンも構えてしまい、目標値引きに程遠い金額しか提示してもらえないでしょう。
新型ヴェゼルを購入する気持ちを、全面に出すことに何となく気が引ける方もいますが、営業マンは本当に欲しいと考えている人に良い条件で値引き額を提示してくるものです。
車両本体価格と、オプション価格をうまく組み合わせることで、25万円程度の値引きを出してもらえれば、かなり良い条件といえますから、雑誌やネット情報の最大値引きを目標値引きとしないことです。
値引き額アップを狙うポイントとは
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/equipment/navi/
新型ヴェゼルを購入する際、値引き額として車両本体価格とオプション装備の2種類から値引きが行われます。
車両本体価格の値引き額を大きく引き出すのも大事ですが、オプション装備品の値引き額もバカにできません。
しかし、新車購入時に純正オプション品を付けようとすると高額なことも多いですよね。
実際に、ナビやETCなどの電装品やインテリア用品などは、社外品で済ませた方が安く上がることもあります。
純正オプションが安く付けられるのであれば、純正を付けておきたいところですよね。
純正オプションを値引きするメリット
新型ヴェゼルの値引き額は、車両本体価格とオプション価格の値引き額のトータルの値引き額が大きいほどユーザーは満足することになります。
その内訳が、車両本体価格が相場の値引き額に届かなくても、オプション品を含めた値引き額が相場以上であれば文句ありません。
特に、ナビは、ホンダのインターナビを使用したい人も多いでしょうから、オプション込みの値引き額を大きく勝ち取ればユーザーは大きなメリットになります。
純正オプションは、純正ならではの後付け感が全く感じられないメリットがあるので、車の納車時の満足感も大きくなります。
車両本体価格で大きく値引きができなくても、純正オプションからの値引きが大きく期待できることもあります。
欲しいと思う純正オプションの見積もりをもらったときに、意外な値引きにびっくりする可能性もあります。
社外品で安くヴェゼルを仕上げるメリット
新型ヴェゼルで純正オプションから値引きが期待できない時には、社外品を購入する方法もあります。
エアロやナビ、そしてホイールや足回りの多くは社外品でより魅力的な商品が出回っており、純正品よりかなり安く購入できることが多くあります。
そこで、車両本体のみを購入し、オプション品はすべて社外品でまとめると、純正オプションで固めるより、ヴェゼルを安く購入することができます。
そこで、新型ヴェゼルを購入する場合は、純正オプション品を含めた見積もり価格と、車両本体価格に自分が装着したい社外品の見積もりを合わせて安い方で購入する方法もあります。
値引きを引き出すコツ
値引き交渉に重要なことは、営業マンと腹を割って話ができるかにかかっています。
営業マンとの駆け引き
新型ヴェゼルを購入しようと初めてディーラーに運ぶ時には、情報通りの車なのか、実車の座り心地やラゲッジスペースの広さはどうなのか確認を行うために向かう方が多いですが、ディーラーでは展示スペースに入れば必ず営業マンが駆け寄り声をかけていきます。
この時から営業マンとの駆け引きが始まりますが、まずは営業マンが本当にこれから車を買って長い付き合いができるか確認をすることから始めます。
間違っても最初から、値引きの話をしてはいけません。
営業マンも人の子ですから、ぶしつけに値引きの話ばかりしてくるお客さんは煙たがるものです。
営業マンにも親身になってお客さんのことを本当に考え、車をセールスしてくる人と、ぶっきらぼうな営業マンもいるので、新型ヴェゼルの話をしながら営業マンの人柄のチェックをします。
営業マンの人柄がよさそうだと感じたら、実際に車を購入する意思があることを伝え、最初から見積もりを出してもらいます。
最低3回は、営業所に足を運び、2回目にディーラーに伺うときから値引き交渉を始めます。
1回目の訪問より2回目の訪問時に購入意思が高いことを伝え、本気で購入を考えていることを営業マンに理解させることが重要です。
3回目の訪問時に、営業マンが事務所裏に2回の価格交渉に向かえば、それはその営業所の最大値引きを持ってくるサインとなります。
競合車をぶつける意味があるか
よく雑誌などで、同じセグメントの他車をぶつけて値引き交渉する方法が紹介されていますが、この方法ははっきり言って効果はありません。
最近のディーラーでは、競合他車をぶつけてきても、「そちらが良ければこの車を買わなくてもいいですよ」といった態度をとりますから、本当に新型ヴェゼルが欲しいのなら、他車をぶつけていくのは、やめた方が良い方法です。
この他、燃費性能や走りの性能を他車と比較して値引き交渉にぶつける方法を紹介していますが、この方法も同じく「他の車の燃費や走りが気になるならそちらをどうぞ」と口には出さなくても心で思っている営業マンは多くいます。
そのため、競合他車や車の性能を値引き交渉に持っていくのは、ほとんど意味のない値引き交渉になります。
最新車種を値引きしてもらう裏技
引用:https://www.honda.co.jp/VEZEL/likevezel/
新型車種が発表され、購入する時に大幅な値引きをしてもらうには、ネット情報や雑誌の情報ではうまくいきません。
効率よく値引き交渉を行うには、新型ヴェゼルであればHonda carsの後ろに来る名前が違うお店で、見積もりを取ることです。
同じHonda carsでも、同じ地区に違う会社が経営する営業所があるので、違う会社の営業所同士で同じ車の値引き交渉をすると、営業所ごとで値引き率が違うことから、より大きい値引きを引き出すことが可能です。
もちろん、気持ちよく値引きをしてもらうためには、お客として恥ずかしくない大人の対応を取る必要があり、横柄な態度では相手にされないので注意してください。
新型ヴェゼル値引き額まとめ
新型ヴェゼルを購入する時に、目標値引きまで引き出すには、同じヴェゼルを会社の違う営業所同士で比較することです。
比較する項目を自分でピックアップして、値引き交渉に臨むことを忘れないようにして下さい。
もし、目標値引きに届かなければ、それは比較する項目が足りないことを意味しますから、あきらめず比較する項目を洗い直し目標金額を勝ち取りましょう。
もし、事前に社外品のオプション価格が分れば、純正オプションの見積もりと比較して、安い方を選ぶという方法も安く購入する方法の1つです。